
【レシピブログの「本物の味と香りを堪能!パルミジャーノ・レッジャーノ&パルマハム」参加レポート】
ぺるしゃんが先日参加させていただいた、
『本物の味と香りを堪能!パルミジャーノ・レッジャーノ&パルマハム』
というイベントの参加レポートの続きです。
前回はパルマハムについてでしたが、今回はパルミジャーノ・レッジャーノについてです。
講師は同じくイタリア食材厳選の店PIATTI店主の岡田幸司さんです。
まずは会場について目に飛び込んできたこの大きなパルミジャーノ・レッジャーノの塊!

いい香りがして、期待が高まる〜♪
試食の前にお勉強です!(笑)
【限定生産地域】
・北イタリアのパルマ、レッジョ・エミリア、モデナの各県全域とボローニャ県の一部(レノ川左岸)とマントバ県の一部(ボー川右岸)の面積約10,000km(東京都の約5倍)の限られた地域。
・パルミジャーノ・レッジャーノという名は、発祥地であるパルマとレッジョ・エミリア市に由来します。
【パルミジャーノ・レッジャーノができるまで】
・地元の牧草で飼育。
・共通した土壌や気候を持つこの地域は、風味豊かな草を育て、パルミジャーノ・レッジャーノにかかせない最高品質の牛乳をもたらします。飼料にサイレージは禁止されています。
【素材へのこだわり】
・原材料は生産地域内で搾乳された新鮮な生乳、天然の凝乳酵素、塩のみ。添加物は一切使いません。(朝夕の搾乳から2時間以内に生乳がチーズ製造所に運ばれます。)
【9世紀以上続く伝統の職人技】
・大きな銅鍋で加熱し、仔牛のレンネット(仔牛の胃袋から抽出した天然の凝乳酵素)でカード(凝乳)化し、米粒大にカットします。平均40kgのチーズ玉ひとつに550ℓものミルクが使われます。
・チーズの塊を麻布に包んで水分を切った後、型に入れて「PARMIGIANO-REGGIANO」の点文字、製造年月、製造者IDを刻印し、最終成形。その後。チーズは20日間ほど塩水に浸され、長い熟成期間に入ります。
【ゆっくり丁寧に長期熟成】
・全体にブラシがけしながら最低12ヶ月間、平均18〜24ヶ月熟成されます。
・この間に独特の食感と香りや風味が深まります。
・長期熟成の間にチロシンというアミノ酸の結晶ができるのがこのチーズの特徴です。
【厳しい品質審査と本物の証】
・「バッティトーレ」と呼ばれる専門の検査官によって、熟成12ヶ月目のチーズひとつひとつに厳しい審査が行われ、合格したものだけに本物の証として「パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズ協会・保護」という焼印が押されます。
【消費者のための品質保証】
・パルミジャーノ・レッジャーノ・・・最も典型的な風味が味わえる。平均熟成期間は24ヶ月。焼印の他に現地包装のパックにも協会のロゴとDOP(原産地呼称保護)マークが貼付されます。
・エキストラ/エキスポート・・・18ヶ月目の任意検査でさらなる高品質が保証されたチーズに検印の焼印が押されます。
・パルミジャーノ・レッジャーノ・メッザーノ・・・12ヶ月後の検査にて、亀裂や穴など風味に影響しないレベルの欠陥が見つかったため、すぐに消費されるチーズ。外皮に焼印と点文字が見える程度に水平に溝が掘られます。
・認定外・・・不合格のチーズはただちに外皮がはがされます。
【パルミジャーノ・レッジャーノの楽しみ方】
・まずは一口サイズにかち割ってそのまま常温で芳醇な風味を味わう!ワインとの相性もばっちり!
・旨みたっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノは、おろしたりスライスして、パスタやスープ、リゾットやサラダに加えると格段に本格的な味に!
・梨(幸水)、りんご(紅玉やふじ)、ぶどうなどの果物や、干しイチジクなどのドライフルーツ、はちみつ、柑橘類のマーマレードとの相性もぴったり!
・熟成中に形成された硬い皮の部分もスープなどと煮込んで風味付けに活用ください。深みがぐ〜んとアップします。
・18ヶ月熟成は辛口の白ワインやスパークリングワイン、24ヶ月はミディアムボディの赤ワイン、36ヶ月以上はフルボディの赤ワインやデザートワインとよく合う!
・非常に消化吸収が良く、たんぱく質やカルシウム、ビタミン類もバランス良く含まれているため、お子様やお年寄りにもおすすめです。小腹が空いた時などにも!
パルマハム同様、限定された地域でのみ作られていて、余計なものは一切加えず丁寧に伝統の手法で作られていることがわかったところで・・・!
目の前でこの大きなパルミジャーノ・レッジャーノを割ってくださいました!
必要な道具はこの4つ!

切るのではなくて割ります!

人が集まるところではこんな風にしておいて、各人好きなように好きな量を割って食べるといいそうですよ。

まずはかち割ったものをそのままで♪

い〜い香りです♪

でね、噛むとじゃりっていうの。
見た目にも白い塊がある。
これがアミノ酸の結晶なんだって。
もちろん!とっても美味しいです!
ちょびっとずつずっと食べていたくなる感じ♪
さらにさらに、バルサミコ酢をかけて〜♪

これが・・・
美味しいぃ〜〜〜!!!
参加者みんな大絶賛でしたよっ。
白ワインを飲みたくなったのはもちろんのこと・・・。
パルマハムでは我慢できていたけど、これをいただいちゃったら、もう〜我慢できませんっ!(ワインはないから我慢したけどね。笑)
またこの出してくださったバルサミコ酢が美味しいの〜♪
とろんとしていて香りも味もよくって・・・。
そのまま舐めていたいくらい・・・。
そして、外側の硬い皮の部分をお煎餅のように焼いたもの。

これが、またっ!
ワイン〜!!!
と叫びたくなるものでした。
そして、この硬い部分を煮出した出汁のようなもの。

このまま飲んでもチーズの旨みと香りを十分味わえるものでした。
これでリゾットを作ったらさぞかし美味しいんだろうな・・・と想像しながらいただきました。
参加者一同美味しさに感動したままイベントは終了しました。
今まで知らなかった知識を得ることができ、美味しい状態でのいただき方を教えていただき、試食もさせていただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
このイベントに参加させていただき本当によかったです。
さらに嬉しいお土産まで・・・♪


新鮮なパルマハムとパルミジャーノ・レッジャーノ、タオル。
この他に試食で使ったチーズを砕くナイフもお土産にくださいました。
さて、このパルミジャーノ・レッジャーノを使って作ったのは・・・。

*カラフルリボンのチーズパスタ*

イベント中に講師の岡田氏が教えてくださった、美味しいいただき方の一つ。
チーズを擦って、そこににんにくとオリーブオイルを入れて混ぜてペーストのようにしておいて、茹でたてのパスタを投入して混ぜるだけ!
塩は加えずチーズの塩分だけでいただきますっ。

むふふ。
たまたま車やさんからいただいていたカラフルなリボンのパスタを使いましたよぉ〜!
このパスタ、ほうれん草やパプリカ、ビーツなど自然のお野菜で色付けされてるの。
チーズ好きなぶーちゃんとぺるしゃんにはたまらない、チーズをシンプルに味わうことができるパスタでした

あと、先日UPした*アボトマ卵のサラダ♪〜パルミジャーノ・レッジャーノ添え*にも!

ちょこっと削って添えるだけでも全体をまとめてくれて簡単なサラダが美味しくなる〜♪
このサラダ、このまま冷製パスタに和えてもいいですよね。
素敵なイベントに参加させていただいて、レシピブログさん、岡田氏に感謝!感謝!のぺるしゃんでした。
岡田氏のお店PIATTIは実店舗はもちろん、ネットでお買い物もできます。
本格的なイタリア食材を手に入れることができますよん。
パルミジャーノ・レッジャーノ&パルマハムイベントレポート
遊びにきていただきありがとうございます。




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いつもありがとうございます♪
コメントお返事できていなくて申し訳ありません・・・。
金曜日から三日間大阪に行くため今週も全く時間に余裕がありませんでした。
のんびり待っていただけると嬉しいです。
大阪へはぶーちゃんの大事な大会のために行きます。
この頃暑さのために十分な練習ができていないぶーちゃん。
記録は期待できないけど、なんとか頑張って自分の力を発揮してほしいなぁ。
っていうか、ちゃんと二日間走れることを祈るぺるしゃんです!
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